見た感想ですが、見たことを前提にいろんな話をしてみたいと思った。
いいとかわるいとかそういう指摘ができるところは多々あるのですが、それを言ってみたってなんなんだろうと思う。
少しでもこのバンドのことをもっと知りたいと思うのなら見ることをすすめる。それは本当に知りたいと思って踏み込まないと、つまらない話と感じるかもしれない。彼らの音楽性とか表現性とか、そういうことでなくて、自己顕示欲や権力欲とか、金欲とかそういうものでなにがなんだかわからくなって、ゼロから始まったバンドが、素晴らしいバンドが崩壊いしていくのだから、ある程度の免疫がないとなにがなんだかだろう。
ロンドンコーリングの予想を超えた成功、サンディニスタ!の失敗、あのあたり80年から82年、そう来日したあとのちょっとくらいまでが最も輝いた時期だったことは疑いもなく、作品のクオリティとその意欲の高さが示す通り。
そこを過ぎてコンバットロック、NYシェアスタジアムの公演、燃え尽きる前が一番明るかったのである。
しかし、ミック脱退の後でもバンドを続けなければならなかった、そして解散してもCBSとの契約を一身に背負ったジョー・ストラマーが犠牲にしたものはなんだのだろう。早すぎる死とは関係がないと言い切れないことに怒りを覚えるのだ。
アマゾンのレビュー:
ジョー・ストラマー10周忌。生誕60周年。そして、THE CLASHデビュー35周年となる2012年、ジョーの命日(12/22)に合わせて、ザ・クラッシュのバンドの誕生から崩壊までを追った、新たなドキュメンタリー映画、世界先行発売が決定! バンド初期から81年にニューヨークのボンズ・インターナショナル・カジノで行った伝説のライヴ、そして82年のシェイ・スタジアム・ライヴの後のバンド崩壊期を追った内容で、未発表アーカイブ映像やミック・ジョーンズの最新インタビュー、バンドゆかりの関係者が語るなど貴重な映像が満載。これまでほとんど語られてこなかった、解散へのいきさつ、ミック脱退へ至る真相、マネージャーとの確執、崩壊期のバンドの有様を最終期のメンバーが初めて赤裸々に語るなど、今初めて明かされるともいえるバンドの痛ましいほどの最期の模様はビートルズにおける『レット・イット・ビー』のような感じもする。クラッシュ、そしてジョー・ストラマーの栄光と挫折、ロックの歴史に燦然と輝くパンクロックバンドの「光と影」に焦点を充てたドキュメンタリー。今まで語られることのなかった非常に貴重なインサイド・ストーリーです。
posted by from garageland at 23:46|
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